僕は長年ネットをやっているのですが、正直、やればやるほど、「どの情報が正しいのか?」がわからなくなってきています。
そりゃあ、医学関係の、自分が専門としているジャンルの話くらいは、ある程度の判断はつきます。
でも、あらためて考えてみてください。
初めて行く土地の飲食店の味とか、テレビゲームの面白さなんて、「どんなに想像しても、ネットの書き込みから自分にとっての正解を導くのは難しい」のです。
原発の話にしても、原子力発電のシステムもよくわからない人や放射線について勉強したことのない人に、ある説が「正しい」かどうかなんて、理解することは不可能です。
ある本で、森達也さんがこんなことを書かれていました。
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「電気」とは何か? あなたは説明できますか?
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どうですか?
僕はこれを読んで、言葉に詰まってしまいました。
フランクリンが凧を揚げて発見したのが電気で……
うーん、でも、電気って、静電気くらいしか見たことないし、どんな色や形をしているのかわからない。
そして、なぜそれでいろんなものが「動く」のか、僕には説明できませんでした。
僕はたぶん、「原発について」のいろんな人の「正義のツイート」を読んで混乱する前に、書店に行って、原子力発電の基礎について学ぶべきだったのです。
「わからない」上に、どんなに「わかったふり」を積み上げても、そんなものは手抜き工事の高層ビルみたいなものなのに。
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